混声合唱団「樹林」
Mixed Voice Chorus "Jurin"
樹林をご指導いただく先生方のご紹介
常任指揮者 辻 秀幸
幼少よりヴァイオリン・ピアノ・フルート・金管楽器・作曲を学び、東京芸術大学声楽科及び同大学院独唱科修了。1986 年イタリアのノバラ市国際声楽コンクール入賞。ハイデルベルク、ウィーン楽友協会大ホール、カイザースラウテルン、パッサウなどでベートーヴェン「第九」のソリストを努め、ヨーロッパ各地でコンサートに出演し好評を博す。宗教音楽の演奏家としての活躍は特に目覚ましく、バッハ・ヘンデル・ハイドンの宗教曲・オラトリオの演奏では、ソリスト・エヴァンゲリスト、また指揮者として、その活動は常に注目を集めている。 現在指導に当たっているアマチュア合唱団は16団体を数える。東京藝術大学講師、国立音楽大学講師、洗足学園音楽大学講師、日本合唱指揮者協会理事、東京都合唱連盟副理事長、Eテレ「Nコンマガジン」に出演するほか日本各地で合唱講習会講師、合唱コンクール審査員を多数務める。
指揮者 仲子 誠一
東京藝術大学器楽科卒業。ピアノを永井進氏、米谷治郎氏に、指揮を内藤彰氏に師事。
ピアニストとしてはソロ、コンチェルト、室内楽等の活動を行う。
常任指揮者として混声合唱団クールファミーユ(オーケストラとの宗教音楽等)、副指揮者として武蔵野合唱団、指揮者とし東京六甲男声合唱団他に関与する。混声合唱団「樹林」には団員として入団後、2000年より指揮者を務める。常任指揮者としてはブラームス「ドイツレクイエム」他。その後も辻常任指揮者のもとで指揮者を務めながら、プログラム解説文や演奏会のための翻訳字幕の作成等を行う。
「クラシック音楽の世界や宗教音楽のテキストに日本語でどう向き合っていくことが適切なのか」に腐心しつつ作成している。
また「クラシックのピアノ音楽や、日本とヨーロッパの歌曲等を現代日本人が
どう受け止めて豊かになれるか」に関心を持ちながらコンサートを続けている。
日本合唱指揮者協会会員。
指揮者・ヴォイス・トレーナー 田代 和久
東京学芸大学、同大学院を経て東京藝術大学大学院修了。芸大定期バッハ「マタイ受難曲」をはじめ、ヘンデル「メサイア」、モーツァルト「レクイエム」他数多くの宗教曲のソリストを務める。東京オペラ・プロデュースを中心にロッシーニ、プッチーニ、ワーグナー、ヴェルディ、R.シュトラウス、モーツァルト、ドニゼッティ等のオペラ作品に出演。日本演奏連盟主催「演連コンサート」などのリサイタルをはじめドイツ・日本歌曲を中心に幅広くコンサート活動を行っている。久岡昇、高橋修一、黒崎錬太郎、原田茂生、瀬山詠子、佐々木成子の各氏に師事。第65回日本音楽コンクール、第35回日伊声楽コンコルソ入選。第10回奏楽堂日本歌曲コンクール奨励賞。第6回 J.S.G国際歌曲コンクール・シニア部門第3位。第10回日本声楽コンクール第1位ならびに田中路子賞受賞。日伊音楽協会会員。二期会会員。日本合唱指揮者協会会員。常葉大学教育学部教授。
ヴォイス・トレーナー 須永 尚子
「修道女アンジェリカ」でオペラデビュー。その後、「フィガロの結婚」「カヴァレリア・ルスティカーナ」「カルメン」他、数多くのオペラに出演、サッカー国際試合で相手国国歌を歌う他、多方面で活躍している。2001年よりオーストリアのウィーンで行われている音楽講習会に、スタッフとして参加。近年はマレーシアでオペラの指導に携わるなど、行動を広げている。
杉並区民オペラのサポート役として公演監督助手及び合唱指導に携わっている。
洗足学園音楽大学客員教授、二期会会員、日本オペラ協会会員
ピアニスト 岩崎 能子
都立芸術高校を経て、東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。第五回川崎音楽賞コンクール第一位。2001年ルーマニアにてトレグ・ムレシュ管弦楽団とチャイコフスキーピアノ協奏曲を演奏。2003年には川崎交響楽団定期演奏会にて、ベートーヴェン作曲ピアノ協奏曲第5番「皇帝」を演奏。2010年にはロシア文化フェスティバルの一環で草月ホールおよび武蔵野文化会館にてロシア人歌手たちによるオペラ「イオランタ」の伴奏を務める。2006年より森山太と一期一会ピアノと語りの世界を2年に1度催し「走れメロス」「アマデウス」などを上演している。2015年よりチェンバロを古賀裕子氏に師事。2021年になごみ管弦楽団とバッハ作曲チェンバロ協奏曲1番を演奏した。多数のオペラ・合唱の伴奏をしている。
ピアニスト 加納 文子
東京藝術大学附属音楽高校を経て同大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒、同大学院修士課程修了。ピアノを下村和子、井口秋子、小林仁、伊達純、チェンバロ及び通奏低音を古賀裕子、ルネサンスハープを西山まりえの各氏に師事。中世から近現代に至るまでの音楽を幅広く楽しみつつ、アンサンブルを中心として演奏活動を行っている。
樹林では2014年よりTA(テクニカル・アドバイザー)の制度を導入。
各パートに1名配置し、パート内の声質を合わせたり、より細かいアドバイスをいただいています。
テクニカル・アドバイザー Soprano 須藤 美香
山形県出身。桐朋学園大学音楽学部声楽専攻卒業、同大学研究科修了。
その後、東京芸術大学にて声楽を中心に学ぶ。
声楽を中村とき子、斎藤雅子、大島幾雄、山下牧子の各氏に師事。
これまでに、リバ作曲「チェコのクリスマスミサ」、チマッティ作曲「原城哭く」などでソリストを務める他、多数の演奏会に出演。
合唱団「樹林」第25回記念定期演奏会では、メンデルスゾーン「エリヤ」ソプラノ第2ソロを務める。
現在、私立中学高等学校にて教鞭を執る。
テクニカル・アドバイザー Bass 中村 隆太
高知県出身。高知大学教育学部卒業。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。
イタリアにて、アルベルト・クピード氏による夏季マスタークラスを修了。
主にイタリアオペラを中心にバス役やバリトン役として様々なオペラに出演。各種コンサートにも出演し、モーツァル《Kv.220》、《Kv.257》、ベートーヴェン《交響曲第九番》、フォーレ《レクイエム》等のバスソロも務める。
2012年日本イタリア協会主催コンコルソMusic'Arteクルトゥーラ部門銅賞を受賞し、イタリアのクザーニ宮殿(ミラノ)、ヴェネツィア音楽院などの演奏会に招聘される。
近年、合唱指導及び指揮の分野においても活動の場を広げており、様々な合唱団のもとで研鑽を積みながらヴォイストレーナーや合唱指導補佐を務め、複数の女声合唱団および混声合唱団にて常任指揮も務める。
第60回台東区合唱祭において、台東区合唱連盟有志の混声合唱団による記念演奏の指揮を務める。
これまでに、声楽を小林好恵、直野資、島崎智子、大澤建、アルベルト・クピード、黒田安紀子の各氏に師事。